ケイ酸系塩混合型コンクリート表面含浸材

L-OSMO反応型SG

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コンクリート表層部を緻密化し保護

コンクリート表面改質材「L-OSMO反応型SG」は、ケイ酸塩系(ナトリウム系)表面改質材です。
健全なコンクリート表面に塗布または噴霧することによって、最大40mmまで内部に浸透し、セメント水和物と同様のゲルを生成します。L-OSMO反応型SGが作るゲルは水に溶けにくく、空隙内に生成されることで組織を緻密化し、外部からの水や劣化因子の浸入を抑制することができます。

【推奨躯体】橋座面やトンネル内壁、ダム、BOX.C、港湾施設、
      空港施設等
【期待効果】遮塩性、ひび割れ抑制・閉塞効果、遮水性、
      凍結融解抵抗、汚れ付着抑制

特 長

ひび割れの抑制と閉塞

マイクロクラックの発生源となりやすい脆弱部を補強しクラックの成長を防ぎます。また、0.2mm以下のクラックは、内部のより狭い部分をゲルが閉塞します。外部からの水の侵入、内部からのエフロの発生を抑制します。

汚れ付着抑制

塗布後は表面が水となじみやすくなり、汚れ物質が水とともに流れ落ちやすくなります。また、コンクリート表面はマイナス帯電し、汚れが付きにくくなります。

非常に高い浸透性能

健全なコンクリート表面に塗布した場合、最大40mm内部に浸透し、セメント水和物と同様のゲルを生成します。Osmoが作るゲルは水に溶けにくく、空隙内に生成されることで組織を緻密化します。

高い遮水効果

高い遮水性能を持つため凍結融解を繰り返してもコンクリートの健全性を保ちます。(凍結融解試験 1200サイクルまでの健全性を確認)

高い遮塩性

Osmoを塗布したコンクリートの表面はマイナスに帯電。塩化物イオンをはじく性質を持ちます。(電気泳動による塩化物イオン拡散試験により遮塩性の確認済み。)

コンクリート表面の性状を変えない

コンクリート表面には残存せず全て浸透。塗布後のコンクリート表面は無塗布とほぼ同じ状態です。

施工対象構造物

【 土木構造物 】

道路、鉄道の橋梁部ピア・桁・床版、基礎・地覆、トンネル内壁、覆道内外壁、遊水地、用水路、ダム、ボックスカルバート、防波堤上部構造、バンカーサイロ、空港施設、港湾施設、コンクリート二次製品(PC等)

【 建築物 】

外壁(RC打放し、タイル・塗装の下地)、屋上シンダーコンクリート、地下ピット・地下室(トランクルーム)、ベランダテラス、非常階段、駐車場

製品概要・性能

施工上の注意

【施工上の注意】
・必ず原液で使用する事。

・強アルカリ性なので、作業の際には直接、目や手につかないよう防護する事。

・散水、洗浄等に使用する水は、必ず水道水を使用する事。水道水以外の水を散水、洗浄等に使用すると、水に含まれる成分と薬剤が反応し、コンクリート表面が白化する場合があるので注意する事。

・施工前に酸洗いはしない事。

・沿岸部及び融雪剤(塩化カルシウム等)を使用する構造物に施工する際は、カルシウム、マグネシウム等の影響を受けコンクリート表面が白化する場合があるので注意する事。小面積での試験施工で薬剤が反応しないことを確認し、十分に洗浄した上で施工する事。

・サンドブラスト後コンクリート表面に残存する研磨剤(アルミナ系等)と薬剤が反応し、薬剤の含浸を阻害し充分な改質効果を得られない事やコンクリート表面が白化する場合があるので注意する事。研磨剤と薬剤が反応しないことを確認し、研磨剤がコンクリート表面に残存する事のないように清掃した上で施工をする事。

・防水材やシラン系表面含浸材を過去に施工した箇所への塗布は、場合によっては薬剤の含浸が阻害される事があるので注意する事

・塗布作業および養生は、5℃以上の環境で行う事。(冬期間は、採暖による作業・養生環境が必要)

・施工環境が30℃を超える場合には、施工面に散水をする事。

・施工に当たっては、部位によりロス率を勘案する事。ロス率:上向き15%・横向き:10%・下向き5%

・強風時に低圧噴霧で施工する場合は、設計塗布量を塗布できない恐れがあるので注意する事。

・悪天候の場合は薬剤が流れ落ちるので施工しない事。

・塗装された面や、ガラス、金属に誤って薬剤が付着してしまった場合には、ただちに流水で洗い流す事。場合によっては固結して取れなくなるので注意する事。

・天井面や表面に凹凸がある部位は、水滴ができやすく薬剤が表面に残り、コンクリート表面が白化する場合があるので注意する事。

・塗布後の洗浄が不足するとコンクリート表面が白化する場合があるので、十分に洗浄する事。

・後施工(表面被覆・断面修復等)がある場合は、薬剤がコンクリート表面に残存する事のないように高圧洗浄する事。(10MPa程度)

・開封後は使い切る事。

・廃棄物関連法令に従って余った内容物/容器を廃棄する事。


【保管上の注意】
・5~40℃の直射日光を避けた環境で施錠して保管する事。

・冬期の寒冷地域では、薬剤の凍結に注意する事。(出荷は凍結防止のためクール便で対応)

・品質試験結果報告書に記載されている使用期限を遵守する事。使用期限:出荷から1年間

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